【GoPro ヘルメットマウント】付け方を紹介

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GoProでの臨場感のある動画撮影はヘルメットにマウントする方法が一般的ですが、付け方はヘルメットによってちょっとした工夫が必要になります。SHOEIのHornet ADVにGoPro HERO sessionをシンプルにマウントする方法をご紹介します。

GoPro HERO5 sessionを顎マウント

私がセローでツーリングに行く時に準備する撮影アイテム一式です。このシステムに使用したパーツを列記します。

 

GoProのマウント方法

Hornet ADVの顎部はちょうどフラットな面なので、ひょっとしたらGoPro純正のベースマウントがつくかなと思い当ててみましたが、やはり隙間ができてしまいます。
でもサイドからアームを延ばしていくマウント方法も好きではないので、ADVの形状に合わせたベースをパテで作ってみました。
↓参考にしたのはこちらのサイト。
https://flyman-hm.hatenablog.com/entry/20180211/1518364752
パテを多く使いすぎると、高さが出てカッコわるいので、できるだけ少ないパテで隙間を埋めるようなイメージで形状を整えます。
色の仕上げはペイントでもいいのですが、私の場合はつや消しブラックのカッティングシートを使いました。
これだと、アームを利用した場合よりもパーツ数が少なくて済みますので、画像の安定化と軽量化の一石二鳥です。

顎マウントに使うパーツはたったこれだけ。
付け外しも楽ですので、バイクから離れる時も本体だけ外してさっと持っていけます。
このマウント方法は、HEROシリーズ共通で使えるかもしれません。

 

GoProを外部マイクにつなげる

GoProをマウントしただけだと、風切り音が凄くてまともにエンジンや排気音を拾えません。そこで悪評高いマイクアダプターを使わざるを得ないのですが、これも極力スタイリッシュに取り付けたいところです。そこでアダプターとヘルメットを「面ファスナー」を使って取りつけます。面ファスナーは、ベルクロよりもしっかり固定できて劣化もないので、落とす心配がなくて安心です。
マイクアダプターを固定したら、あとはマイクをヘルメット内に仕込みます。マイクはモトブロガー定番の「iBUFFALO マイクロフォン」を使いますが、私はここで一工夫。マイクだけだと音声は自分の声しか拾いません。せっかくインカムがあるので、通話中の相手の声も動画に入るといいですよね。なので、マイクを2つ仕込む…のではなく、2又マイクを作ってみました。
マイク本体のケースも除去してなるべく小さくします。長いコードも短く切断してちょうどいい長さにしました。

制作プロセスは省略しますが、ハンダがあればそこそこ簡単に加工できると思います。
失敗してもマイクが安いので、気軽にチャレンジしてみて下さい。
この2又マイクの一方を口元に、もう一方をインカムのスピーカーの近くに設置します。
そこでもうひとつ工夫したいのが外部マイクに風防を取り付けること。

↑左がGoPro用外部マイク、右がインカムマイク。
左の外部マイクがモフモフですね。じつはコレをかぶせています。

これだけで、風切り音が防げて自分の声やバイクの排気音がとてもクリアに録音できます。
GoPro HERO5は音声コントロールできるので、走行中は声だけでオンオフしたり静止画を撮影することができて大変便利です。

給電しながら走れる

もうひとつ、外部マイクアダプターを使うと便利なのが、マイクと同時に給電しながら撮影ができること。
つまりバッテリー切れの心配なく思う存分動画を撮影できるんです。
外部マイクアダプターとUSB-Cケーブルをモバイルバッテリーに繋げば、丸1日くらいはバッテリーを気にすることなく撮影できます。
またモバイルバッテリーが切れても、バイクにUSB電源ポートがあれば、それに繋ぐだけで給電撮影ができます。もちろん撮影しないときには充電モードになります。

GoPro HERO5 sessionについて

ここで紹介したGoPro HERO5 sessionの発売は2016年。すでにHEROシリーズは8に進化していますが、sessionは5で生産が終了しています。
でもヘルメットにマウントするなら、このサイズがジャストです。ちなみに「HERO5 session」のあとに廉価版の「HERO session」が発売されましたが、こちらは外部マイク対応ではないので、上記のシステムは使えません。
HERO5 sessionは4よりも手ぶれ補正が強力になり、バイク動画も快適に見ることができるようになりました。GoPro特有のスーパービューもできますし、フルハイビジョンの60コマ撮影も可能です。まだまだ現役で十分活躍できます。
マイナス面として、バッテリーが交換できないことや、確認用の液晶パネルがないことが上げられますが、ヘルメットのマウントすればそれは不要。むしろそんなもの省いて極力小さくした、このsessionのコンセプトこそがアクションカムの神髄だと思うのですが…。
最新のHERO8にsessionがなかったことにがっかりしたライダーも多いのではないでしょうか。

 

DAYTONA DT-01について


とにかくスタイリッシュにこだわるとこんな形になったのが、DAYTONAのインカム「DT-01」。
発売当初は、形にこだわったあまり、ボタンの押しにくさ、操作性に難があってあまり売れてなかったようですが、マイナーチェンジでとても使いやすくなったので購入してみました。
他のインカムと比較したことがないので詳しいインプレはできませんが、中央のパネルを軽くクリックするだけで通話開始・終了ができるのはとても便利。1日中通話しても、バッテリー切れもないので今の所不満はありません。装着したイメージも悪くないですね。充電がUSB-Cなのも便利。
ただDAYTONAのロゴはいらないので、カッティングシートで隠しました。

マウントに使用したもの

 

パーツ情報

 

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