DAYTONAのインカム「DT-01」の劣化した内蔵バッテリーを交換してみた

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2018年に購入した、デイトナ製のインカム「DT-01」のバッテリーの持ちが悪くなってきましたので、デイトナに交換修理を依頼してみたところ、「バッテリー交換のみの設定はありませんので、有償での商品一式交換になります」との回答がありました。金額は、税込15,000円。なんとなく納得がいかないので、バッテリーのみで市販されているものはないか探してみたところ、ちょうどいい交換バッテリーがあったので、自己責任を前提に自分でバッテリー交換してみました。以下、その交換したバッテリーと交換方法です。

交換作業に必要なもの

DT-01の裏蓋を止めるネジを外すには、T6のトルクスドライバーが必要です。
Amazonなら単体で安く購入できます。必要なものはこれだけ。

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交換するバッテリー


DT-01に搭載されているバッテリーのサイズは、縦:25mm×横:35mm×厚:8mm。電圧は3.7V、760mAhのものが入っていました。
Amazonで「インカム 交換バッテリー」を検索すると出てきたのが、Senaシリーズの交換用バッテリー。結構大きさも種類があります。
DT-01のサイズに最も近くてコネクターの形状も同じものが、1つありました。

※amazonより画像転載 https://amzn.to/3UFWSu4

このバッテリーのサイズは、縦:25mm×横:40mm×厚:8mm。縦と厚みは同じ大きさです。横幅が5mmほど長いですが、もともとスペースに5mmほど余裕があるので、そのまま入れ替えることができそうです。
大きさに伴ってバッテリーの容量も900mAhに増えています。

交換手順

裏蓋を外したら、次にバッテリーを取り外します。バッテリーは、基盤に両面テープで固定されています。
この時に注意することは、ドライバーなどで無理にこじ開けないことです。バッテリーは膨らんで変形していましたので、傷つけて穴が開くと、中から液体が漏れ出します。
先にコネクターを外して、基盤もバッテリーも傷つけないようにゆっくり慎重に剥がしていきます。

下は取り外したリチウムポリマーバッテリー。製造後5年以上経過しています。
劣化して電解質が酸化し、ガスが発生して膨らんでいます。廃棄する場合は、ショートしないようにコードを絶縁して安全な状態にして廃棄してください。

新しいバッテリーを装着します。
コネクターを接続し、うまく収まるように位置決め。

5mm長いバッテリーですが、ジャストフィットしました。

パッキンを元に戻し、裏蓋を戻して交換完了。
バッテリーは再び両面テープで固定しています。

電源をONにして通電チェック。無事交換終了です。

インプレッション

ダメもとで交換してみましたが、難しい作業はほとんどありませんでしたし、2000円弱で交換できるので、15000円で新品交換するよりもお得だと思います。
ただし劣化したバッテリーは危険ですので、交換作業はくれぐれも慎重に行ってください。またリチウムポリマー電池による充電時の発火事故も起きていますので、充電時は近くにいるなど、注意が必要です。
交換によって、バッテリー容量が約20%もアップしましたので、使用可能時間も伸びるのではないでしょうか。どの位変化があったかは、また使用してインプレッションしてみたいと思います。

 

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