【セロー250】部品の交換サイクルと費用について【メンテナンス】

セロー250の維持費はどの位かかるのか、気になっている方も多いと思いますので、走行16,000kmでかかった主なメンテナンス部品の交換サイクルと費用について紹介します。

主な部品のメンテナンスサイクル

タイヤ

タイヤは前後とも10,000kmで交換しました(写真)。
フロントに比べてリヤの方が若干減りが少ないようですが、この辺は乗り方によって変ってくると思います。
頑張ればあと1,000〜1,500kmは走れるかもしれませんが、林道を快適に走りたいのでこの位で交換します。
変更後もタイヤは純正のBRIDGESTONE TW-301/302にしました。ONでもOFでも晴れでも雨でも使いやすく、オールラウンドでツーリングに最適です。持ちも10,000kmならコストパフォーマンスは高いですね。
ちなみに費用は、ラフアンドロードのセール価格で前後交換 19,400円(交換工賃込)でした。

エンジンオイル/オイルフィルター

エンジンオイル交換はとても重要です。セロー250のエンジンは小型の空冷で、オイルの量は1.2L(フィルター交換時は1.4L)しか入りません。高速道路を使ったツーリングや、暑い時期に回すとオイルの劣化も早いです。私は使い方によって2,500前後で交換しています。フィルターは、オイル交換2回につき1回交換します。
費用は2りんかんのオイル会員を利用していますので、工賃は無料です。交換オイルは「WAKO‘S プロステージ」10W-40の量り売りです。
フィルター無しだと、1.2Lで2,376円、フィルターありの場合は1.4Lで約2,700円アップします。(※金額は変ることがあります)
ワコーズ PRO-S40 プロステージS

ブレーキパッド

ブレーキパッドはリヤのみ10,000kmで交換しました。この時点でフロントはまだ4分程残っていました。
交換したパーツはこちら。
DAYTONA ブレーキパッド 赤パッド リア

オドメーター17,000km、赤パッドは交換後約7,000kmで完全に使いきりました。次のパッドはロングライフが売りのDAYTONAのハイパーシンタードパッド。どのくらい持つでしょうね?

【セロー250】タイヤを外さずリヤブレーキパッド交換。費用は1882円【メンテナンス】

リヤブレーキパッドが、前回交換してから約7,000km走行で完全に寿命を迎えました。今回はタイヤを付けたままでパッドを交換します。

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バッテリー

バッテリーも10,000kmで交換しました。ダメになってから交換してもいいのですが、ETCやナビ、フォグなどの電装系を積んでいて負荷もかかっているので、なるべく早めに交換しておく方が安全です。旅先でかからなくなったとき、セローはキックがないので大変です。頻繁に乗っている人でしたら、2年位交換の必要はないかもしれません。
交換したパーツはこちら。
TAIWAN YUASA シールド型 バイク用バッテリー

フォークオイル

フォークオイルはあまり交換するものではないと思ってましたが…、写真は約13,000kmの状態です。
ん〜、開けてみて良かった。ただし乗り方によっても劣化度合いは変ると思います。私の場合は頻繁に林道を走りますので、ロードのみを走る場合よりは劣化は大きいと思います。
ちなみにフォークオイルは純正品の「YAMALUBE G-15」です。

ブレーキオイル

ブレーキオイルは窓から確認できますので、劣化はすぐにわかります。液が褐色になってきたら交換時期です。
13,000km時点で、窓では少し汚れてるかな…くらいで交換してみると、写真のように真っ黒でした。
オイル容量は以外と少ないので、もっと早めに交換すれば良かったと思います。交換の目安は10,000kmでしょうか。
交換オイルは「YAMALUBE ブレーキフルード BF-4」です。

プラグ

プラグもエンジンの状態をベストに保つには重要なパーツの一つですが、目に見えないので交換時期がわかりにくいですね。
セローはプラグ交換がとてもしやすいので、10,000kmを超えたらチェックしてみて下さい。
私は12,000kmで交換してみましたが、あまり劣化はしていませんでした。交換後も純正の「NGK DR7EA」です。Amazonで455円なので、気軽に交換できますね。

スプロケット/チェーン

スプロケットとチェーンは交換費用がかなりかかりますので、なるべくなら持たせたいところですが、16,000km時点でまだまだ交換の必要はありません。
セローのチェーンは、少し細めの428サイズが標準です。同クラスでよく使われている520サイズよりその分軽いのですが、耐久性は劣ります。こまめにメンテナンスしないと劣化スピードも早まりますので、掃除と注油、張りの調整はマメに行って下さい。

 

まとめ

セローのまったりとした加速は車体に負荷がかかりにくいので、消耗部品のメンテナンスサイクルも長く、とても経済的なバイクです。
しかも燃費も抜群にいいので、バイクの初心者にも安心して勧めることができます。
250クラスなので、高級というより汎用的な部品の作りが多く、消耗品の交換時期はメンテナンス次第で大きく異なってきます。
ただし空冷シングルはとてもメテナンスしやすいです。交換する部品点数も少ないので安くつきます。
大きく劣化したバーツを使い続けて車体にダメージを与える前に、余裕を持った交換サイクルでベストな状態を保つようにしましょう。

 

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