【セロー250 カスタム】マフラー/エキパイをSP忠男にした理由

セロー250のカスタムといえば、まず安価で効果の高いエキパイ交換が定番です。中でもSP忠男の「PowerBox」に交換している人は、かなり多いのではないでしょうか。口コミでもかなり高評価なのと、作り込みがしっかりしているのに約20,000円で購入できるので、見た目だけでもかなり良くなることから、私も躊躇なく交換することにしました。最初はエキパイのみの交換で試してみてから、半月後にマフラーも交換しました。

変更したパーツはコレ

SP忠男 POWERBOX エキゾーストパイプ

商品コード SE2-PB-01
適用車種 SEROW250 (JBK-DG17J)
価格 21,900(税別)
素材 超軽量ステンレスエキゾーストパイプ ポリッシュ仕上げ

メーカー公式サイト

SP忠男 POWERBOX ステンレスマフラー

商品コード SE2-PB-02
適用車種 SEROW250 (JBK-DG17J)
価格 49,800(税別)
素材 超軽量ステンレスサイレンサーアウター
超軽量ステンレスサイレンサーインナー
音量 近接:83dB/加速:74dB

メーカー公式サイト

SP忠男を選択した理由

  • 軽い:マフラーは、持った瞬間驚きました。明らかにノーマルより3〜5kgは軽い感じです。これだけの軽いマフラーは他社にはないかもしれません。
  • 実績と定評がある:SP忠男はヤマハ車のマフラーでは定番。Made in Japanで作りもいいので、間違いはないでしょう。
  • 選択肢が豊富:マフラー素材はチタン、ステン、カーボンが選択でき、サイレントバージョンもあります。
  • 干渉しない:マフラーは、排気熱でウインカーが溶けたりしません。サイドバッグにも干渉しないので、安心して取り付けできます。
  • コスパが高い:エキパイが安すぎます。まずはエキパイ交換して違いを実感するのがいいです。
  • 情報が多い:ユーザーが多いので、インプレや評価も購入の判断に役立ちます。
  • メーカーによる装着サービス:エキパイはNAPSで購入。SP忠男のスタッフの方に無料で装着して頂けました。

 

走行インプレッション

エキパイの変更後は?

ノーマルマフラーのままでも、十分にトルクアップを体感することができます。ホンダのCRFに乗ってる友人は、SP忠男のエキパイに変更してもあまり変化がよくわからないと言ってましたので、車種によってトルクの感じ方が違うのかもしれませんが、セローの場合はかなり明確に違いを感じることができます。価格が安いので、気軽に換えてみましたが、とてもコストパフォーマンスが高い商品だと思います。

マフラーの変更後は?

エンジン回転の伸びが格段に良くなりました。エキパイのトルクアップのメリットをさらに活かすことができるようになります。ただ、マフラーの抜けが良くなる分、吸気も合わせて手を加える必要があります。私は下記の商品で吸入口面積を拡大し、吸入空気量のアップを行いました。
SPEEDTECH ハイフロープレート
インジェクション車両は、吸入空気量に応じてECUが燃料噴射量を可変してくれますので、セッティングを変更する必要はありません。

エキパイがPowerBoxの場合、マフラーとの相性は完璧ですので、交換はとても簡単です。自分で交換する場合は、別途ガスケットを用意して下さい。

一般道は?

一言で言うと、走るのが楽しくなります。まさに「気持ちイー!」を体感できます。特に発進〜加速時のエンジンの伸びがスムーズなので、回して乗るのにストレスを感じなくなります。信号スタートは、2速発信がデフォルトになりました。

高速道路は?

セローは高速が疲れる、高速に向かない、が定評ですが、マフラーを変えることでエンジン回転がスムーズ伸びるようになったので、連続高速走行もあまり苦にならなくなりました。ただしそれも、メーター読みで100kmまでですね。それを超えると、ちょっとエンジンが苦しそうになります。あと追い越し車線で追い越しをかける場合も、回して瞬時にスピードがあがるということはありませんので、今まで通り、かなり余裕を持って行う必要はあります。あくまでもエンジンフィーリングが変ったという感じで、馬力アップは少ないと思います。

オフロードは?

ここが一番顕著かもしれません。オフ走行は、細かなアクセルのオンオフが多く、エンジンのレスポンスが走行フィーリングに大きく影響します。PowerBox交換後はピックアップが良くなり、エンジンの反応がより速く感じられるようになったので、思い切ってアクセルを開けることができますし、ちょっとしたギャップでのフロントアップもやりやすくなりました。走ってて「気持ちイー!」を連発してます。

燃費は?

はっきりした理由はわからないのですが、交換後の燃費が明らかに良くなりました。交換前よりも平均で2〜3km/Lアップしているようで、一般道だと最低40km/L、鬼の燃費走りで45km/L。オフで回して乗っても38〜40km/Lはいきます。回して乗る高速はやや悪く、35〜38km/Lです。

 

メリットとデメリット

メリット

  • 軽量化:テールの動きがかなり軽くなります。ノーマルマフラーがいかに重たかったかを実感できます。
  • 見た目:ステンレスの質感とコンパクトなデザインは、車体のイメージとマッチしています。
  • 音:今までより歯切れのいい、軽快で力強い音になります。若干大きめですが、いい音です。
  • 錆びない:ノーマルの鉄エキパイはすぐに錆びますが、PowerBoxはステンレスなので、サビを気にする必要がなくなります。

デメリット

  • うるさくなる:排気音は若干大きくなりますので、朝の暖気は少し気を使います。
  • 発熱量が多くなる:変更後のエキパイ付近は明らかに熱くなります。火傷や、ウェア・カバーの溶けに注意が必要です。
  • 高所でバックファイヤーが発生する:2000mを超える高度になると、マフラーからパンパンと結構うるさくバックファイヤーが発生するようになります。ノーマルマフラーではあまり気にならなかったたので、抜けの違いによる燃料調整の問題かもしれません。

 

 

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