リヤのブレーキパッドが、前回交換してから約1年、7,000km走行で完全に寿命を迎えました。市街地メインでの走行だと、たぶんフロントのパッドがリヤよりも早く消耗すると思いますが、私の使用用途は林道走行が結構多いので、フロントに比べてリヤがかなり早く消耗します。
前回のパッドはデイトナの「赤パッド」でしたが、ちょっと寿命が早かったので、今回は同じデイトナの「ハイパーシンタードパッド 」を入れてみることにしました。
リヤタイヤを外すのは面倒なので、付けたままでパッド交換しました。
準備する工具・パーツ
- ヘキサゴンレンチ 4mm/5mm
- メガネレンチ 8mm
- グリス(汎用品でOK)
ブレーキパッドの交換
交換前の状態。シューの部分が完全に無くなってますね。この状態で走るとディスクに傷がつくので、ここまで減る前に交換しましょう。
まずブレーキパッドのプロテクターを取外します。使用工具はヘキサゴンレンチ4mmです。
パッドを止めているピンを取り外します。使用工具はヘキサゴンレンチ5mmです。
パッドを抜き取り、ピストンとキャリパーを軽く掃除します。
すり減ったパッド。危険な状態ですね。こうならないように注意しましょう。
交換するパッド。軽くシューの面取り(バリ取り)を行います。
ピンとパッド裏面にグリスを塗っておきます。
リヤブレーキのピストンを戻すために、マスターシリンダーのカバーを緩めておきます。使用工具は8mmのメガネレンチです。
マイナスドライバーを使って、ディスクを傷つけないようにウエスを当てながらゆっくりピストンをキャリパに戻します。
戻しすぎると、シリンダーからブレーキフルードが溢れ出ますので注意してください。
ピストンを戻し終わったら、マスターシリンダーカバーも必ず締め戻します。
新しいパッドをセットしてピンを戻します。ピンの締め付けトルクは17Nmです。
交換後の走り始めはブレーキの効きが悪いので、効き具合を必ず確かめてから走るようにしましょう。
今回の交換パーツ
今回使用したパッドは、デイトナの「ハイパーシンタードパッド」。今までの「赤パッド」に比べるとロングライフなのが特徴です。効きに関しては、純正でもあまり不満がなかったので、ほぼ純正と同じ効きの「ハイパーシンタードパッド」でも問題ないように思います。赤パッドとの比較インプレは、追ってアップしたいと思います。
購入費用はAmazonで1,882円(税込)。
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