ヤマハついにセロー250のファイナル・エディションを発表!価格は535,000円

ヤマハ、セロー250の生産中止を発表

「1985年の発売開始以来、35年間に渡って愛され、ご支持いただいているSEROWですが、このSEROW250 FINAL EDITIONをもって35年間の歴史に幕を下ろすことになりました」
ついにこの日が来てしまいました…

2017年に一旦生産が中止され、排ガス対策を施されて生産が再開されたのが2018年8月。キャニスター追加で応急に対策を行っていたものの、次のモデルはもうないかも…と薄々感じてはいましたが、とうとう2019年12月5日、正式にメーカーから生産中止が発表されてしまいました。

今のセローが発表されたのが2005年ですから、もう14年も経ってたんですね…
ここまでよく頑張ったと思います。

ABSはないし、エンジンは空冷。バイクの安全・環境規制が強化されていく中で、再設計が必要な時期に来たのかもしれませんね。

 

セロー250 ファイナルエディション

ファイナルエディションの変更点は“原点回帰”のカラーリング

“原点回帰”をテーマに設定されたファイナルエディションのカラーリングは、グリーンとレッドの2モデルで、初代セロー225を連想させる懐かしい色使い。昔のヤマハは赤白がワークスカラーの時代がありましたね。フレームに色がついたのも、250になってからこのモデルが初めてです。しっかりセローらしさが表現された、ファイナルに相応しいカラーリングだと思います。

 

セロー250 ファイナルエディション 製品情報


 

これからのセローはどうなるのか?

2015年東京モーターショーに出展された「エレクトリック・マウンテントレール PED2」を憶えている方も多いと思います。
PED2 公式サイト
2015年当時は、まだ市販の電動バイクはほとんど無く、このモデルが出るのはまだまだ遥か先のようなイメージがありました。
でもここ数年で、続々と電動バイクの新規メーカーが誕生し、新たなコンセプトモデルが発表されています。
Aidea
XEAM

二輪二足で森の奥に分け入り、大自然の道を満喫するマウンテンバイクのコンセプトを受け継ぐ時期モデルは、地球環境にやさしい電動モデルとして発表されるのかもしれません。

-セロー250