セロー250の暗いヘッドライトは1599円で解決!【LEDバルブ交換】

セローのヘッドライトが暗すぎる!

セロー250はノーマルでも十分楽しく走れるのですが、数少ない欠点のひとつが、暗いライトです。デザインを優先したためか、ライトのサイズが小さく、しかも昔ながらのレンズカットのため、明るさも配光もよくありません。このライトのみで街灯のない峠などを走る時はかなり慎重になってしまいます。そこで明るくするための応急対策として、安価なLEDバルブ交換のみでどの位明るくなるか試してみることにしました。

 

安価で簡単に、明るくしたい

冷却ファン内蔵タイプ、1599円。

今回交換した製品は、こちら。
交換に手間取るものや加工が必要になるものはなるべく避け、バルブを差し替えるだけの形状のものを選びました。


Amazonの製品説明では、

  •  単面設計!高輝度!低消費!長寿命 高輝度LED素子採用、高い発光効率2000ルーメンの明るさ!ハロゲンより明るい! そして、低消費で長く使う
  • 超コンパクト一体式LED車用ライト「ブラックナイト」ヘッドライト/フォグランプ対応
  • 安定発光を支える素晴らしい「心臓」 専用設計ライブ回路、デジタル制御による高精度の追求 、精密に電圧?電流をコントロール 。冷却ファン内臓、放熱性能は優れます
  • 一体型の設計で体積が小さくなり、複雑なコネクタや配線一切なし、取付も超簡単。Hi/Lo照射位置はハロゲンと似ている。カットラインは良くでるものです

と、少し日本語が怪しい中国製の商品ですが、ある程度の高評価があることと、もしハズレ商品でも安いので、ダメ元で購入しました。金額は1,599円(税込)、一応1年間の保証付きです。同じ価格帯で似たような製品が他にもたくさんありますが、どれもあまり性能は変らないかもしれません。

取付けは簡単、バルブ交換するだけ。

取付けの写真は撮り忘れたのですが、ライトカウルを外すのに、ツーリングセローの場合、ライトガードをまず外す必要があります。ただし、取り去る必要はありません。固定されている4ヶ所のうち、1. 下の2箇所を外してフリーにし、2. 上のボルトを緩めて2本のうち下のボルトを外します。3. ライトガードの下を持ち上げると、バルブが交換できるだけの隙間ができますので、そこから交換します。上記のLEDバルブは、ぎりぎりレンズに干渉することはありませんが、他の商品ではレンズに干渉して付けられないものもあるようです。

こちらが交換後のイメージですが、結構大きさが目立ちますね。ファンが付いているのですが、こんな小さなライトの中で、夏場の暑い時期にファンが機能をきちんと果たすのか心配でしたが…。
バルブを交換したのが2018年5月。その後2回の夏を経験しましたが、2020年1月現在の所、全く問題なく機能しています。

上の写真のように、交換後はレンズの上の部分のみが光るようになりました。これはバルブの片側のみにLEDチップがあるためだと思いますが、あまり格好良くはありませんね…

 

どのくらい明るくなったか?

交換前の写真がないので、比較できないのですが、明るさはかなり明るいです。光の色も白っぽくなって、照らされた景色の輪郭がはっきり認識できます。上の写真はロービームの状態。配光も悪くないです。

こちらがハイビームの状態。しっかり前方を照らします。手前の部分は暗くなりますね。なぜか黄色く写ってますが、実際には黄色くは感じないです。

LEDは、ハロゲンより明らかに明るく感じることができます。これで1599円ですから、コスパ的にはかなりいい製品だと思います。
しかも消費電力が少ないのも、LEDの大きなメリットです。ETCやドラレコ、USBポートなど多くの電力を使うので、バッテリーの負担が減らせるのは、旅先でもとても安心です。

 

純正フォグライトでさらに快適♪

LEDに変えるだけでもかなり明るくはなりますが、真っ暗な峠はそれでも心もとない。もともとのライトが小さいのと、昔ながらのレンズカットによるライト形状のため、明るさに限界は感じます。そこで追加したのが、Y's GEARの「LEDフォグライトキット」

このフォグもLEDなので、これを追加しても、もともとのハロゲンの消費電力を下回ります。前もって「モーターサイクル用電源サブハーネスキット」を装着していたので、電源の確保はここからとりました。ただ、フォグライトキットにもリレーハーネスが付いていて、ダブってしまうので、スイッチは下の写真のようなものを自作して取り付けました。

明るさはどうなった?

ヘッドライトのLOW/HIGH+フォグのON/OFFを比較してみます。

ヘッドライト:LOW

ヘッドライト:LOW+フォグ

ヘッドライト:HIGH

ヘッドライト:HIGH+フォグ

写真からもわかるように、フォグを付けた場合、前方に加えて横への照射範囲も広がり、視界が広く確保できるようになりました。手前の路面や障害物などの輪郭もはっきりわかるので、安心して走れます。実際、街灯の一切ない田舎の峠道も走りましたが、法定速度のスピード範囲内なら問題なく走ることができます。きついコーナーでもフォグランプがあればしっかり前方と路肩を照らしてくれます。もしもヘッドライトが故障しても、フォグランプがあれば十分走行可能ですので、その点でも安心ですね。

フォグは、被視認性も向上する

フォグランプ装着のメリットは、明るさだけではありません。車からの視認性も大きく向上します。悪天の場合などは特にフォグを点けて走行すると、明らかに早くこちらの存在に気付いてくれるので、安心感が違います。私の場合、事故が起きやすい夕方の時間帯には必ずフォグを点灯するようにしています。

 

【セロー250 カスタム】カスタム箇所とパーツの紹介

現行型のセロー250はモデルの歴史が長いので、カスタムパーツも数多く出回っています。今回は私のセローに施したカスタム箇所とパーツを紹介します。

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