セロー250が災害時に活躍！？災害仕様のカスタムが秀逸！

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「東京国際消防防災展2018」に、ヤマハモーターエンジニアリング社のカスタマイズによるセロー250の防災仕様が出品されていました。特別仕様のカラーリングと相まって、とてもよくまとまっていて素晴らしい出来だと感じました。機能的にもコンパクトで無駄が無く、セローの機動性を活かしたカスタムですので、いざという時の参考になると思います。

セロー250 防災仕様のスペック

ヤマハモーターエンジニアリングといえば、「赤バイ」のカスタムで知られていますね。防災仕様車は、赤バイの製作手法を活用したアレンジのようです。
以下、メーカーサイトの説明です。

赤バイ同様の機動性と走破性を生かし、災害発生時の情報収集活動で活躍

災害や事故発生時に、その対策立案をするためには、被災状況を迅速に確認することが求められます。災害時に想定される交通網・通信網の麻痺・断絶やイベントなどによる混雑で四輪車の活動が困難な環境でも、バイクの機動性・走破性があれば迅速な情報収集・出張医療が可能になります。

災害救援活動二輪車のメーカーサイト

上記の様な使われ方は、まさに軽量・軽快なセローならではです。

気になるカスタム箇所をチェック

写真を撮り忘れたので、以下メーカーサイトの画像を紹介します。

右サイドバッグに搭載したバックアップ電源装置が、緊急時のセル始動を確実なものにします。電子機器の充電機能も有し、出動先で無線機や衛星電話などの残電量を心配する必要も軽減されます。メインバッテリの充電も、家庭用100Vコンセントで充電できます。

右側サイドバック内にバックアップ電源があるので、メインバッテリーが弱った場合でも、エマージェンシースターターとして使えるんですね。シガーソケットやUSBジャックも備わっています。

その他のカスタム箇所は、

  • ハンドルガード：ツーリングセローと同じものを装着。
  • タンクバッグ：オフロードタンクバッグ3
  • リヤキャリア：14kgの積載が可能。
  • フォグランプキット：Y'sギア純正のフィグランプが装着されています。セローのライトは暗いですから、電気の通らない災害地には必須ですね。
  • よく見ると、GoProのようなカメラも付いていますね。もちろん災害状況の情報記録と状況報告には必要なアイテムです。
  • サイドバッグガード：これはアクセサリーにも設定されていない特注カスタムのようです。災害地では常に転倒の危険性が伴いますので、サイドバッグと合わせて是非市販化して欲しいアイテムのひとつです。

アクセサリーがいろいろ付いてまいますが、基本的にはセロー250のベースは一切変更することなく使われています。それもセロー250のオールマイティな走破性が群を抜いているのと、セローの完成度の高さの証明でもあると思います。

カタログのダウンロードはこちら

同時展示の消防活動二輪車「赤バイ」も紹介

東京国際消防防災展には、おなじみの「赤バイ」も展示されていました。
メーカーサイトの赤バイの説明は、

火災や震災などの初期救助活動に
高い機動性を発揮する「赤バイ」

火災や震災などの発生時に、いち早く現場情報を収集するとともに救助へとつながる初期活動。その重要な任務を担うのが、消防活動二輪車（通称：赤バイ）です。阪神大震災や東日本大震災でも実証されたように、初期活動におけるバイクの有用性は明白。渋滞の多い都市部や進入が困難な山間部など、さまざまな場所で的確に任務を果たします。災害時活動以外の地域パトロールでも機動性を発揮し、防災・防犯効果に期待されます。車検不要の軽二輪車ですので、維持費が少なく、軽量・コンパクトで取り扱いが簡単です。

というように、バイクの持つ機動性を活用した情報収集や初期活動の役割を担うのが「赤バイ」です。陸軍における「騎兵隊」のようなものですね。数あるバイクの中でも、せローがベース車両に選ばれたのは、オーナーとしてもとても嬉しいことです。

消防活動二輪車、通称「クイック・アタッカー」は、実際に東京消防庁に導入され、活躍しています。

出典：ヤマハ発動機株式会社

55mph - 人命救助のためのスーパーセロー

消防活動二輪車のメーカーサイトはこちら

 

【セロー250 カスタム】カスタム箇所とパーツの紹介

現行型のセロー250はモデルの歴史が長いので、カスタムパーツも数多く出回っています。今回は私のセローに施したカスタム箇所とパーツを紹介します。

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セロー・カスタム情報

 

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