【セロー250】46Tのリヤスプロケットで林道と高速道路を走行してみた〜インプレ&燃費

前回、セローのリヤスプロケットをXT250X純正の46Tのものに入れ替えた走行インプレを書きましたが、概ねあまり肯定的でない印象を持ちました。
そもそも46Tにする理由は、高速走行時のストレスを緩和するためのカスタムですので、それとの引き換えに街中での加速感やトルク感はある程度犠牲になるのはやむを得ないと思ってはいました。
ただ、かなり顕著に低速が犠牲になってしまったので、その印象が強く、マイナスの部分が目立ったように感じました。
そこで今回、前回のインプレで試せなかったメリットの多い高速道路での印象と、デメリットを顕著に感じやすい林道走行での印象はどうなのかについても合わせて検証してみたいと思います。

46Tで林道を走行してみた

まずは高速走行に前に、本格的な林道で46Tに変更した印象をもう一度おさらいしてみたいと思います。

今回検証に走行した林道は、「道志の湯」の先にある酷道として有名な「林道越路線」。
フラットの部分は少なく、高低差や路面にかなり凹凸があるため、頻繁にギヤチェンジとアクセルワークが求められるシチュエーションです。
写真のように、路面に溝がある箇所が多く、低速での粘り強いエンジンを持つセローには得意な林道です。
48Tのノーマルスプロケットで何度も走行していますが、46Tではどのように走行フィールは変わったでしょうか…

 

2速と3速が離れすぎ…

林道では1速と4・5速はほとんど使わないので、使用するのはほぼ2速と3速になりますが、2速だとすぐに回転が頭打ちで微妙なスロットルワークには向きません。
そこで3速を中心に走行することになりますが、46Tの3速ではトルク不足のため、回転数を上げて半クラを多用する走行になります。
要するに林道では、2速と3速が離れすぎた印象を持ちます。
48Tの3速は、2速もカバーするくらい粘りがあって、ほぼオールマイティーに対応できた黄金の3速でした。
そのメリットがなくなってしまって、林道越路線のような低速の林道ではかなり走りづらくなります。
2速でもっと低速に走ればいいかというと、今度は逆にトルクがありすぎて動きがギクシャクしてしまいます。

48Tって、本当にセローのキャラクターにぴったりだったんですね。

 

何となくDR-Z400Sの走行フィールに近い

46Tでこの林道を走って感じたのは、以前所有していたDR-Z400Sでの走行フィールと近いな、ということでした。
DR-Zはエンジンパワーがあるのですが、何となくギヤ比がエンジンと合ってなくて、常に半クラを多用して走行していました。
エンジンは低速トルクがなく、獣道のような林道も回転を上げながら高いギヤと半クラで走行しなければならず、重い車体と相まってかなり神経を使いました。
DR-Z400Sの純正スプロケットは15T×43Tですから、ギヤ比は2.87とかなりのハイギヤード。
今から思えば、リヤを47Tあたりに変更すると、かなり街中でも林道でも面白い印象に変わったような気がします。

DR-Zを売却した理由は、街中での走行が疲れるようになったから。
セローを購入したのは、街中をのんびり快適走れるから。
セローを46Tにしたことで、DR-Zと同じように感じるハイギヤードのセッティングは、私にはあまり合わないのかもしれません。

 

46Tで高速道路を走行してみた

 

4速の伸びが気持ちいい!

街中や林道ではあまり芳しくないイメージだった46Tですが、高速での印象なら話は変わってきます。
高速道路での走行を検証した区間は、大井松田〜横浜青葉間、約41km。

まずノーマルと違うのは、3速から4速にかけての力強い伸びを体感できます。
速度が乗り切ったところで5速にアップし、100km前後の速度で走行をキープするのは、今までより容易になります。
大まかにいうと、+10kmの余裕ができた感じですね。

ただし、エンジンからの振動はそれなりにありますので、エンジンに負担をかけているというストレスは残ります。
今までは90kmで巡航していたのが、46Tでは同じ回転数で100kmでの走行が可能になったということですので、回転数が同じなら、感じるストレスも変わりません。
同じスピードなら、回転数は低くなるのでストレスも減りますが、結局その分スピードを出してしまうんですよね、これが…

48Tとの大きな違いを感じることができるのは、PAなどから本線に合流するまでの加速区区間でかなり余裕が生まれることです。
前述のように4速が力強く伸びてくれるので、100kmまでの加速に不満はなくなります。
高回転での加速がスムーズになったおかげで、何となく馬力がアップした感覚さえ生まれます。
問題はその速度をキープし続けるストレスですね。

ともかく高速道路は、46Tのメリットが活きてくるベストシチュエーションです。

 

林道と高速を含めた総燃費は?

林道と高速道路を含む 231kmの走行距離で、5.75Lの消費だったので、リッター/40.2kmということになります。
今回はかなり回転を開け気味に走行しての数値ですので、前回の44.5kmより1割ほど悪くなった計算になります。
それでもこの数値ですので、どんなシチュエーションでも安定してセローは低燃費だと言えますね。

高速道路での長距離移動ではどこまで数値に変化があるのか、またの機会に計測してみたいと思っています。

 

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